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PRISMA 2020 · システマティックレビュー

PRISMAフローダイアグラム作成ツール

スクリーニングの件数、あるいは方法セクションの文章をそのまま貼り付けてください。AIが数値の整合性を先に検算したうえで、公式ラベルどおりのPRISMA 2020フローダイアグラムを描画します。数値はすべてあなた自身のものです。

同じレビューを4つのスタイルで

同じスクリーニング件数を各スタイルで描画した例です。カードをクリックするとそのスタイルを適用できます。

公式
淡色
プレゼン
ホワイトボード

PRISMAフローダイアグラムとは?

PRISMAフローダイアグラムは、システマティックレビューにおいて、検索でヒットした全記録から最終的に組み入れた研究に至るまでの文献選択の過程を記録する図です。PRISMA 2020声明はその形式を厳密に定めています。特定(Identification)・スクリーニング(Screening)・組み入れ(Included)の3段階からなり、標準化されたボックスに、特定された記録数、スクリーニング前に除去された数、スクリーニングされ除外された数、入手を試みた報告・入手できなかった報告・適格性を評価した報告の数、そして最終的に組み入れられた研究数を順に記載します。チェックリスト項目16aは、この選択過程を「できればフローダイアグラムを用いて」報告するよう求めており、実務上、ほとんどの学術誌がシステマティックレビューとメタアナリシスでこの図を必須としています。

このPRISMAフローダイアグラム作成ツールは、その組み立てを代行します。スクリーニングの経過を普通の文章で書く、数値を順不同で貼り付ける、あるいはレビュー本体を添付する — AIがあなたの件数をPRISMA 2020公式テンプレートのボックスに対応づけ、ラベルは一字一句そのまま保ち、算術的に一意に決まる値だけを補完します。つじつまの合わない数値は黙って書き換えず、必ずフラグを立てて知らせます。その後、選んだスタイルで描画します。飾り気のない公式スタイル、淡い配色版、スライド向けのプレゼン版、講義に使えるホワイトボード風から選べます。

要点

  • PRISMA 2020 は PRISMA 2009 を置き換えました。現行の図は特定・スクリーニング・組入れの3段階で、旧版の4段階ではありません。
  • 公式テンプレートは2種類あります。新規検索のみのレビュー用と、前版から引き継いだ研究も報告する更新用です。
  • レコード・報告・研究は別々の単位です。これらを混同することが、図の数が合わなくなる最も多い原因です。
  • 全文段階での除外はすべて理由と件数を示す必要があります。合計だけの記載は要件を満たしません。
  • 各ボックスのラベルは声明で定められています。ラベルを言い換えた図は、もはやPRISMA図ではありません。

PRISMAフロー図はこうして作られます

1

件数を貼り付ける

方法セクションの一段落でも、順不同の数値の羅列でも、PDF全体でも構いません。記録数、報告数、除外理由 — 15項目のフォームを埋める必要はありません。

2

AIがボックスを組み立てる

件数はPRISMA 2020の公式ボックスに、ラベルは原文どおりに対応づけられます。3つの整合性チェックが先に実行され、不一致はフラグ表示されるだけで、黙って修正されることはありません。

3

描画して仕上げる

公式スタイルまたは好みのスタイルで図を出力し、キャンバス上でテキストを編集したり、投稿用に高解像度化したりできます。

PRISMA 2020フローダイアグラムの全ボックス

以下は、データベースとレジストリを検索する新規レビュー用のPRISMA 2020公式テンプレートに含まれるボックスで、ラベルはテンプレートの原文どおりです。本ツールも同じラベルを使用します。各ボックスの説明で、どの数値を記載すべきかがわかります:

特定

Records identified from:Databases (n = )Registers (n = )

検索が返した件数を情報源の種類ごとに記載します。データベースの記録とレジストリの記録を、重複除去前の数で数えます。

Records removed before screening:Duplicate records removed (n = )Records marked as ineligible by automation tools (n = )Records removed for other reasons (n = )

人がタイトル・抄録を読む前に取り除かれたすべて — 重複記録、自動化ツールが不適格と判定した記録、その他スクリーニング前の除去分です。

スクリーニング

Records screened(n = )

実際にタイトル・抄録のスクリーニングを受けた記録数。特定された記録数からスクリーニング前に除去された数を引いた値に一致します。

Records excluded(n = )

タイトル・抄録の段階で除外された記録。PRISMAはここでは理由の記載を求めていません。合計数だけで十分です。

Reports sought for retrieval(n = )

スクリーニングを通過し、全文の入手を試みる段階に進んだ記録。ここから先、図が数える単位は記録(records)から報告(reports)に変わります。

Reports not retrieved(n = )

入手を試みたが得られなかった全文 — 有料の壁、リンク切れ、著者に連絡しても返事がない場合などです。

Reports assessed for eligibility(n = )

適格基準に照らして通読した全文報告の数。入手を試みた報告数から入手できなかった報告数を引いた値に一致します。

Reports excluded:Reason 1 (n = )Reason 2 (n = )

全文の段階で除外された報告。ここではPRISMAが理由ごとの件数の記載を明確に求めています。例:対象集団が不適合(n = 12)、研究デザインが不適合(n = 8)。

組み入れ

Studies included in review(n = )Reports of included studies (n = )

フローの終点です。レビューに組み入れた研究の数と、それらを記述する報告の数を記載します。1つの研究が複数の報告にまたがることがあるため、両方の数値が必要です。

ウェブサイト・組織・引用文献リストも検索したレビューでは、2列目の特定経路 — 「Identification of studies via other methods」 — と、それに対応する入手・適格性のボックスを追加します。レビューの更新版では、前版から引き継ぐ研究の列を追加します。使わなかった段階のボックスは削除してください。n = 0 で埋めてはいけません。

3つの整合性チェック

方法論に厳しい査読者は、本文を読む前にまず図の数値を検算します。数値が満たすべき等式は次の3つで、本ツールはあなたの件数に対してこれを実行し、不一致にフラグを立てます:

特定段階の収支

Records identified − Records removed before screening = Records screened

特定された記録は、スクリーニング前に除去されたか、スクリーニングされたかのいずれかです。合わない場合、たいていは重複除去の件数が抜けているか二重に数えられています。

スクリーニング段階の収支

Records screened − Records excluded = Reports sought for retrieval

スクリーニングされた記録は、タイトル・抄録で除外されたか、全文入手に進んだかのいずれかです。ここにずれがあるときは、除外の合計がひとつ漏れていることが多いです。

入手段階の収支

Reports sought − Reports not retrieved = Reports assessed for eligibility

入手を試みた報告は、入手して評価されたか、どうしても入手できなかったかのいずれかです。ここから図が数えるのは報告です — 1つの研究に複数の報告があり得ます。

PRISMAフロー図はどこで使われますか

システマティックレビュー・メタアナリシス

チェックリスト項目16aで学術誌が求めるあの図 — 公式ラベル、あなたの件数、縦型レイアウトで、論文の方法セクションや補足資料にそのまま使えます。

スコーピングレビュー・学位論文

PRISMA-ScRも学生のレビューも、同じ2020年版フローを使います。スクリーニング用スプレッドシートの数値を貼り付ければ、審査委員会に出せる図が完成します。

教育・プロトコール

ホワイトボード風とプレゼン風のスタイルは、講義、プロトコール検討会、抄読会で文献選択の過程を説明するのに向いています。厳密さはそのままに、見た目だけ親しみやすく。

PRISMA 2020 と PRISMA 2009 のちがい

PRISMA 2020 が現行の標準で、いまはほとんどの雑誌がこちらを求めます。見た目の違いは構造にあります。2009年版は4段階でスクリーニングの経路が1本でしたが、2020年版は3段階で、データベース検索とそれ以外の検索方法を分け、スクリーニング前の除去を明示します。 いま2009年版の図で投稿すると、たいてい描き直しを求められます。

PRISMA 2009PRISMA 2020
段階特定・スクリーニング・適格性・組入れ特定・スクリーニング・組入れ
検索源1本にまとめるデータベースおよびレジストリと、その他の方法を分ける
重複の除去スクリーニングに含めて暗黙に扱うスクリーニング前に明示して報告
除外理由全文段階で示す全文段階で、理由ごとの件数まで示す
前版のレビュー扱いなし更新用の第2テンプレートで扱う
単位の呼び方「論文」を漠然と使うレコード・報告・研究を別々に定義

プロトコルを PRISMA 2009 で登録済みなら、そのまま2009年版で報告してもかまいません。ただし方法の節に明記してください。査読者が実際に問題視するのは、2つの構造を黙って混ぜることです。

PRISMAフロー図についてよくある質問

PRISMA 2020フローダイアグラムとは何ですか?

PRISMA 2020声明が定める標準化された図で、システマティックレビューにおける研究選択の過程 — 検索で特定された記録数、スクリーニング前に除去された数、スクリーニング・除外された数、全文の入手を試みた数、適格性を評価した数、最終的に組み入れられた研究数 — を記録するものです。ボックスの構成、ラベル、並び順はすべて公式テンプレートに由来します。

システマティックレビューにPRISMAフローダイアグラムは必須ですか?

PRISMA 2020チェックリスト項目16aは、検索と選択の結果を「できればフローダイアグラムを用いて」報告するよう求めており、PRISMA準拠を求める学術誌の多くは、実務上この図を必須として扱っています。査読者はボックス間で数値のつじつまが合うかを定型的に確認します。

どのPRISMAテンプレートを使っていますか?

データベースとレジストリを検索する新規レビュー用のPRISMA 2020テンプレートです。これで大多数のレビューをカバーできます。入力にウェブサイト・組織・引用検索への言及があれば、2列目の特定経路 — 「via other methods」 — が自動で追加されます。スコーピングレビュー(PRISMA-ScR)も同じ2020年版フローを使います。

記録・報告・研究の違いは何ですか?

記録(record)は検索ヒット1件 — データベース上のタイトルと抄録です。報告(report)は入手した文書そのもの。研究(study)は研究活動の単位で、複数の報告で記述されることがあります。フローはスクリーニングまでは記録を数え、入手段階で報告に切り替わり、最後は組み入れた研究数とその報告数の両方で締めくくられます。

数値のつじつまが合わない場合はどうなりますか?

描画の前に3つの整合性チェック — 特定 − 除去 = スクリーニング、スクリーニング − 除外 = 入手試行、入手試行 − 入手不能 = 評価 — を実行します。算術的に一意に決まる値は補完されますが、入力自体に不一致がある場合はそのまま保持し、解析結果でフラグを立てます。直すべきは元データであって、図ではないからです。

生成後に図を編集できますか?

できます。生成結果はワークスペースで開かれ、Edit in Canvas でラベルや数値を自由に変更でき、高解像度化機能で投稿用の画像を書き出せます。投稿前には、スクリーニングの記録と数値を照合してください。図はあくまで数値の描画であり、数値の責任はあなたにあります。

PRISMAフロー図はどう埋めればよいですか

上から下へ順に、計算がきれいに収まる数ではなく、実際に観察した数を記入します。 データベースごと・レジストリごとに特定したレコード数から始め、次にスクリーニング前の除去、次にスクリーニングした数と除外した数、次に入手を試みて入手できなかった報告、次に適格性を評価した報告と理由別に内訳を示した除外、最後に組み入れた研究の順です。どの段階にもそれぞれの数があり、段階間の差はすべて説明できていなければなりません。

PRISMA 2020 と PRISMA 2009 は何が違いますか

PRISMA 2020 は2009年版の4段階に対して3段階で、データベース・レジストリの検索とその他の方法を分け、スクリーニング前の除去を明示して報告します。 さらにレコード・報告・研究を別々の単位として定義しています。PRISMA 2020 が現行の標準であり、いまはほとんどの雑誌がこれを求めます。

除外した全文すべてに理由が必要ですか

必要です。適格性の段階では、除外の内訳を示すことが声明で求められています。理由ごとに件数を挙げ、その合計が除外総数になる形です。理由を書かずに「除外(n = 42)」とだけ記すのが、群を抜いて多い不備です。理由は短いもので構いません。対象集団が該当しない、介入が該当しない、アウトカムが該当しない、研究デザインが該当しない、全文を入手できない、などです。

更新レビューではどちらのテンプレートを使いますか

前版から引き継いだ研究の列がある、第2の公式テンプレートを使います。新しいレコードを、前回のレビューですでに組み入れた研究と並べて示すので、その更新が実際に何を追加したのかが読者に見えます。新規検索のみのテンプレートを更新に使うと、この区別が隠れてしまいます。

ハンドサーチや引用追跡で見つけた文献はどこに入れますか

右側の列、その他の方法による検索の欄に、データベースやレジストリとは分けて入れます。この分離は PRISMA 2020 の主要な変更点の1つで、成果のうちどれだけが正式なデータベース検索によるもので、どれだけが引用追跡・著者への問い合わせ・灰色文献といった他の経路によるものかを読者が見分けられるようにするためです。

スコーピングレビューにも PRISMA フロー図は必要ですか

スコーピングレビューは PRISMA-ScR という拡張版を使い、独自のチェックリストがあります。フロー図自体の形はほぼ同じなので、ここで作る図はスコーピングレビューにもそのまま使えます。ただし、報告の基準として添えるチェックリストは PRISMA 2020 の本体ではなく PRISMA-ScR であるべきです。

図を作った後で数を直せますか

直せます。図は各数値を直接編集できるキャンバスで開き、修正後の数値で3つの計算チェックが再実行されます。これは実務上重要です。スクリーニングの数は査読の過程でたいてい1〜2回変わりますし、そのたびに図を手で描き直すところで転記ミスが生まれるからです。

件数は手元に揃っています。図は1分でできます。

スクリーニング記録の数値を貼り付けて、検算済みのPRISMA 2020フローダイアグラムを投稿先に合ったスタイルで手に入れましょう。

PRISMAダイアグラムを生成