PNASのインパクトファクターは9.5(2025年JCR)——そしてPNASが実際に運用している図の仕様

PNASは2025年のジャーナル・インパクトファクター(JIF)を9.5と公表しており、Direct Submissionsの採択率は13%、被引用半減期は11.5年です。ジャーナル自身の指標ページに載る全指標セット、数値がNatureを大きく下回る理由、そして図の仕様。ほとんどの著者が満たしていない1,000–1,200 ppiの線画要件もここに含まれます。

Scientific Figure Team
シェア

PNASは、同水準のジャーナルとしては異例なほど多くの数値を自ら公開しています。4系統の指標、採択率、判定までの日数の中央値。その一方で、互いに整合しない2種類の図の寸法を2つの別々の文書で公開してもいます。投稿先を検討している著者と、PNASのカラム幅に収めるべき図をすでに前にしている著者のために書きました。

PNASの1カラム幅で線画を検証しているところ。1,000–1,200 ppiという要件はこの幅で初めて抽象論でなくなり、細い線が生き残るかどうかを決めはじめます。
PNASの1カラム幅で線画を検証しているところ。1,000–1,200 ppiという要件はこの幅で初めて抽象論でなくなり、細い線が生き残るかどうかを決めはじめます。 Scientific Figure で生成した画像

PNASのインパクトファクターとジャーナル指標の全体像

PNASは4系統の指標を1枚のページにまとめて公開しています。この水準のジャーナルとしては珍しいオープンさです。以下の数値はすべてそのページに基づきます。

指標出典系列
ジャーナル・インパクトファクター(JIF)9.5JCR 2025
5年インパクトファクター10.6JCR 2025
自己引用を除くインパクトファクター9.2JCR 2025
Multidisciplinary Sciences分野での順位14 / 140JCR 2025
被引用半減期11.5年JCR 2025
Immediacy Index1.9JCR 2025
Journal Citation Indicator(JCI)2.15JCR 2025
総被引用数766,549JCR 2025
CiteScore14.7(94パーセンタイル、12 / 223)Scopus 2025
SJR3.283Scopus 2025
SNIP2.376Scopus 2025
Article Influence Score3.806Eigenfactor 2025
Eigenfactor Score0.49490Eigenfactor 2025
H5-index268(H5-median 366)Google Scholar 2024
採択率(Direct Submissions)13%PNAS 2025
投稿から最初の判定まで10日PNAS 2025
投稿から査読後の最初の判定まで45日PNAS 2025
投稿からオンライン掲載まで6.5か月PNAS 2025

PNASのインパクトファクターはいくつですか?

2025年JCRのジャーナル・インパクトファクター(JIF)は9.5です。

この数字の読み方は、隣に並ぶ3つの数値で変わります。まず5年インパクトファクターは10.6で、2年の値を上回ります。これは通常のパターンとは逆で、PNASの論文は2年の窓が閉じた後も引用を集め続けることを意味します。自己引用を除くインパクトファクターは9.2なので、自己引用は全体の約3%にすぎず、数値を底上げしているわけではありません。そしてJournal Citation Indicatorは2.15です。JCIはClarivateが2021年に導入した分野正規化指標で、引用文化の異なる分野のジャーナルを比較可能にするためのものです。

分野内順位はMultidisciplinary Sciencesで140誌中14位です。Clarivateは科学・社会科学の229分野で、エディション別の順位に代えて統一分野順位を採用したため、この順位は分野の一部ではなく分野全体に対するものです。

PNASのインパクトファクターはなぜNatureより低いのですか?

多くの人が実際に抱えてやって来るのはこの疑問です。PNASの9.5とNatureの56.1を並べて見て、PNASに何か問題があるのではと考えてしまうためです。

仕組みはPNAS自身の指標の中にあり、謙遜の話ではありません。**PNASの被引用半減期は11.5年です。**PNASが受け取る全引用の半分は、刊行から11年以上経った論文に向かいます。これはジャーナル・インパクトファクターが測る2年の窓の完全に外側です。直近2年の論文への引用だけを数える指標は、引用が10年かけて届くジャーナルを構造的に過小評価します。

裏付けはすぐ隣にあります。5年IFの10.6は2年の9.5より高く、Immediacy Indexは1.9、つまりPNASの論文は刊行年のうちに平均およそ2回引用されます。PNASは長い裾を持つジャーナルであって、急峻なスパイクを描くジャーナルではありません。

これをNatureの指標と比べてみてください。あちらでは2年JIFの56.1と5年の56.7がほぼ重なり、Immediacy Indexは13.1です。2つはまったく別の引用の形をしており、JIFは後者をはるかに有利に映す指標です。

PNAS自身もそう述べています。PNASはDORAの署名機関であり、指標ページには、ジャーナル・インパクトファクターはジャーナルレベルの指標であって個々の論文への引用の分布を適切に表すものではない、と明記されています。その言葉の裏付けとして、実際の引用分布のグラフをすぐ下に掲載しています。

PNASが最も強く見えるのは正規化された指標です。CiteScoreは14.7で94パーセンタイル、Scopusの分野では223誌中12位、JCIは2.15です。

PNASの採択率はどのくらいですか?

2025年の指標で、**Direct Submissionsの採択率は13%**です。

段階中央値
投稿から最初の判定まで10日
投稿から査読後の最初の判定まで45日
投稿からオンライン掲載まで6.5か月
採択から掲載まで(校正刷りを速やかに返送した場合)4–5週間

最初の判定までの10日と査読後判定までの45日は別々の数字で、その差が編集段階のスクリーニングです。2週間以内に届く判定は、たいてい査読に回さないという判定です。

この採択率はDirect Submissionsに限って公表されたものです。PNASにはContributedとPrearranged Editorという投稿経路もありますが、公表値はそれらを含みません。

PNASが要求する解像度は?

ここが、多くの著者の思い込みとPNASの要求が最も食い違う場所で、再提出の大半がここから生まれます。Digital Art Guidelinesは、低解像度の画像を図版再提出とスケジュール遅延の主要因のひとつとして名指ししています。

画像の種類掲載サイズでの解像度
モノクロ(1-bit)線画1,000–1,200 ppiを推奨純粋な白黒のみで描かれ、グレー値を含まないグラフや図表
コンビネーションハーフトーン600–900 ppiを推奨画像と文字・線要素の両方を含むカラーまたはグレースケールの図
ハーフトーン300 ppi以上文字や細線を含まない、写真のみのカラーまたはグレースケール画像

**300 dpiが下限になるのは写真だけです。**パネルに文字や細い罫線がひとつでも入った瞬間——実際の論文の図はほぼすべてそうですが——要件は600–900 ppiになり、純粋な線画に至っては、多くの人が普段書き出す解像度の4倍が求められます。

だからこそガイドラインの本当の指示は、ppiで考えるのをやめることです。ベクター形式で提出すれば、この問題自体が発生しません。ベクターの文字は劣化なしに拡大縮小できますが、ラスターの文字はできません。そしてPhotoshopで作った文字は、画面上でどう見えようとラスターです。

そこから導かれる3つの細則があります。

  • **ラスターファイルはJPEGではなくLZW圧縮で保存します。**避けるべき圧縮方式として、JPEGが明示的に名指しされています。
  • **リサンプルしないでください。**ガイドラインはPhotoshopのResample Imageのチェックを外すよう指示し、補間ピクセルで水増ししたファイルより、解像度が目標に届かないままのファイルを出すほうがよいとしています。そのほうがプリフライトソフトが実際の解像度を報告し、審査用にフラグを立てられるためです。
  • **超過は問題ありません。**要件を上回るファイルは、グラフィックチームが図を拡大する余地になります。

これと混同されがちな別の話をひとつ。PNASは論文PDFを200 ppi、HTML版の図を300 ppiで表示しています。これはジャーナル側の出力設定であって、著者側の提出目標ではありません。

PNASの図の幅はどのくらいにすべきですか?

PNASは2つの異なる文書で2種類の寸法体系を公開しており、両者は一致しません。

文書記載内容
Digital Art Guidelines1カラム 20.5 picas(3.42 in / 8.7 cm)、1.5カラム 27 picas(4.5 in / 11.4 cm)、2カラム 42.125 picas(7 in / 17.8 cm)、推奨最大高さ 54 picas(9 in / 22.5 cm)
Information for Authorssmall 約9 × 6 cm、medium 約11 × 11 cm、large 約18 × 22 cm

両者は同じものに見える程度に近く、収まらない図を生む程度に違います。両方を使える読み方はこうです。Digital Art Guidelinesが実際のカラム形状を与え、small / medium / largeは誌面予算のカテゴリー、つまり6ページの持ち分のうち図版がどれだけを消費するかをPNASが数えるための単位です。

したがって作図は8.7、11.4、17.8 cmに合わせ、small / medium / largeはページ予算に何点の図表が収まるかを見積もるときだけ使ってください。

ミリ単位の正確さより重要な指示が、ガイドラインに2つあります。**図は掲載サイズで作ること。フルページサイズでの作図は明示的に否定されており、そこから縮小すると品質が落ちるためです。そしてキャンバスはページより低くしておくこと。**凡例の入る場所を残すためです。

PNASの図の最小フォントサイズは?

ルール仕様文書
縮小後の文字サイズ6 points(2 mm)以上、12 points(6 mm)以下Information for Authors
作図時の文字サイズ少なくとも6–8 points。縮小後に最低6 ptを維持しているか確認Digital Art Guidelines
一貫性原稿内の全図で同じフォント、各図の中でサイズを統一両文書
書体Arial、Helvetica、Times、Symbol、Mathematical Pi、European PiDigital Art Guidelines
フォント埋め込みベクターファイルには全フォントを埋め込むDigital Art Guidelines
グラフの線0.25 points以上の太さDigital Art Guidelines

12 ptの上限は珍しく、注目に値します。ほとんどのジャーナルは下限だけを定めて上は開けたままにしますが、PNASは上も抑えます。スライドで見栄えがするようにと14 ptまで太らせた軸ラベルは、仕様違反です。

図を縮小しなければならない場合の手順も具体的です。IllustratorでScale Strokes and Effectsにチェックを入れて拡大縮小し、6 ptを下回った文字は縮んだまま残さず、テキストツールで打ち直します。

PNASが受け付けるファイル形式は?

区分形式
提出時に受け付ける形式TIFF、EPS、PDF、PPT
推奨ベクター形式——全フォントを埋め込んだEPS
3D画像PRCまたはU3D。それぞれTIFF、EPS、PDFいずれかの2D表現を添える
カラーモードオリジナルのRGB。作成元のICCプロファイルをタグ付け
圧縮ラスターファイルはLZW。JPEGは不可

ここにはひとつ、読み解くべき矛盾があります。**PPTは受け付けリストに載っていますが、Digital Art GuidelinesはMicrosoft Officeでの図の提出をそもそも推奨しないと述べています。**処理に時間がかかり、掲載が遅れる可能性があるためです。受け付けることと勧めることは別物です。どうしてもOfficeを使う場合、ガイドラインは細かい指定を加えています。塗りはパターンやテクスチャではなくベタ塗り、画像はinsert linkではなくinsertDo not compress images in fileにチェック、フォントは埋め込み、そして結果を決してTIFに書き出さないこと。TIF化は、せっかく保とうとしたベクターの文字と線画をラスター化してしまいます。

色についてPNASは多くの誌より強い姿勢です。**オリジナルのRGBで提出してください。**RGBはCMYKより広い色域を持ち、印刷用の変換で結果は必ずずれます。変換をできるだけ忠実にするため、作成元のICCプロファイルをファイルにタグ付けします。印刷版は画面よりくすんで見えるものと考えておいてください。

PNASの論文に図はいくつ入れられますか?

PNASはページ数で数え、図は本文と同じ予算から支出されます。

論文種別分量図表要素
Research Report(標準)6ページ、約4,000語、参考文献50件mediumサイズの図または表を4点
Research Report(上限)12ページページ予算に応じて比例配分
Brief Report3ページ、タイトルページ・要旨・凡例込みで約1,600語ページ予算の範囲内。参考文献15件
Letter500語、参考文献10件図または表を2点

「図表要素」は図と表を合わせて数えること、そして標準の割当がmediumサイズ換算で示されていることに注意してください。largeの図4点は、mediumの図4点と同じ予算ではありません。

手元に置いておくべき制限がもう2つあります。要旨は250語が上限で、DirectおよびContributed Submissionsには120語以内のsignificance statementも必要です。PNASは投稿物の構成要素にグラフィカルアブストラクトを挙げていません。代わりに求められる平易な言葉の要約が、このsignificance statementです。

複合図は組み上げた状態で提出します。PNASが求めるのは図1点につき1ファイルであり、制作チームに並べてもらうためのバラバラのパネルではありません。

論文リジェクトにつながる画像整合性のルール

PNASは投稿をソフトウェアでスクリーニングしており、オリジナルデータを提出できない場合の帰結として明記されているのは、修正依頼ではなくリジェクトです。

中核のルールは短く、絶対的です。**画像内のいかなる特定の要素も、強調、隠蔽、移動、除去、追加してはならない。**それ以外はすべてここから導かれます。

  • **複数のソースからの画像をまとめる場合は、それを明示すること。**図の配置で見て分かるようにし、かつ凡例に記します。どちらか一方では足りません。
  • 明るさ・コントラスト・カラーバランスの調整が許されるのは、画像全体に適用され、かつ元画像に存在するもの——背景を含む——を隠したり消したり誤って見せたりしない場合だけです。この最後の条項が、ブロットの背景を暗くして薄いバンドを消すというよくある習慣を禁じています。
  • 切り抜き・編集前のオリジナルのブロット、ゲル、顕微鏡画像を、データ寄託または補足情報に含めてください。
  • **生の未処理データと、イメージングシステムからの直接出力を保管してください。**PNASは永久保管を強く推奨しています。掲載後の疑義は何年も経ってから届くためです。
  • **要求されたときにオリジナルを提出できない場合、原稿はリジェクトされることがあります。**意図的な改ざんはリジェクトされ、COPEに則って著者の所属機関や資金提供者に報告されることがあります。
  • 人の顔が識別できる図には同意が必要です。
  • **エラーバーと統計は独立した実験に基づくものであること。**単一実験内の反復測定に付けるものではありません。

PNASはまた、古い基準のもとで組まれた図は個別に判断すること、図の誤りが結果に影響しない場合は図を差し替えるのではなく引用可能な訂正を掲載することがある、とも述べています。これは多くのジャーナルが文書にする姿勢より釣り合いの取れたものですが、上のリストを緩めてよい理由にはなりません。

PNASはAI生成の図を認めていますか?

認めていません。しかも文言は異例なほど直接的です。**そのソフトウェア自体が研究対象である場合を除き、画像やグラフィックの作成にAIツールを使ってはならない。**表紙アート応募でも、AI生成コンテンツは認められません。

研究過程でのその他の生成AI利用は許されますが、Materials and Methodsで具体的なツール名とバージョンを挙げて開示する必要があり、AIを著者として記載することはできません。AIの助けを借りて作られたものの検証責任は、すべて著者にあります。

矛盾に見えて矛盾でないことがひとつあります。PNAS自身は、Volume 123以降、掲載図のaltテキストをAIで生成し、科学編集者が正確さを確認しています。これはジャーナル側のアクセシビリティ制作工程であって、著者が用意したり選択したりするものではありません。

PNASへの投稿を準備する人にとっての実務的な読み方はこうです。データを報告する図は、自分のデータから、作図・プロットのプログラムで作らなければなりません。その図版をレイアウトし、サイズを合わせ、変換し、書き出すツールは対象外です。ルールが規制するのは画像コンテンツの生成であって、どのアプリケーションが枠を描いたかではありません。

投稿前チェックリスト

  • 図は幅8.7、11.4、17.8 cmで作成し、ページサイズのキャンバスからの縮小はしない
  • キャンバスの高さは22.5 cm未満とし、凡例の場所を残す
  • 線画は1,000–1,200 ppi、コンビネーションは600–900 ppi、写真は300 ppi以上——またはベクターにして問題ごと解消する
  • ラスターファイルはLZW圧縮で保存し、JPEGは使わない
  • リサンプルや補間による水増しをしていない
  • 縮小後の文字はすべて6 pt以上12 pt以下、全図で同じフォント
  • すべてのベクターファイルにフォントを埋め込み済み
  • 0.25 ptより細いグラフ線がない
  • 色はオリジナルのRGBのまま、ICCプロファイルをタグ付け
  • 複合図は1図1ファイルに組み上げ済み
  • 3D画像には2D表現を添付
  • 切り抜き前のオリジナルのブロット、ゲル、顕微鏡画像を特定し、寄託済み
  • 要旨は250語以内、significance statementは120語以内
  • 図表点数をmediumサイズ換算でページ予算に照らして確認済み

よくある質問

PNASのインパクトファクターはいくつですか? 2025年JCRで9.5です。5年インパクトファクターは10.6、自己引用を除くインパクトファクターは9.2です。Multidisciplinary Sciencesでは140誌中14位で、ScopusのCiteScoreは14.7、94パーセンタイルです。

PNASのインパクトファクターはなぜNatureより低いのですか? PNASの引用がはるかに長い期間にわたって蓄積するためです。被引用半減期は11.5年で、引用の半分はJIFが測る2年の窓の外側に落ちます。5年IFが2年IFを上回るのは、弱いジャーナルではなく長い引用の裾を持つジャーナルの特徴です。

PNASの採択率はどのくらいですか? Direct Submissionsで13%です。中央値で、最初の判定まで10日、査読後の最初の判定まで45日、投稿からオンライン掲載まで6.5か月です。

PNASが要求する解像度は? 線画は1,000–1,200 ppi、コンビネーションハーフトーンは600–900 ppi、写真は最低300 ppiで、いずれも掲載サイズで測ります。ベクター形式が推奨されており、それなら問題自体が消えます。

PNASの図の幅はいくつですか? 1カラムが8.7 cm、1.5カラムが11.4 cm、2カラムが17.8 cmで、推奨最大高さは22.5 cmです。Information for Authorsのsmall / medium / largeサイズはページ予算のカテゴリーであって、作図寸法ではありません。

PNASの図の最小フォントサイズは? 縮小後で6 points、上限は12 pointsです。6–8 ptで作図し、拡大縮小のたびに確認し直してください。

PNASはグラフィカルアブストラクトを受け付けますか? PNASの投稿物の構成要素には挙げられていません。DirectおよびContributed Submissionsに必要なのは、120語以内のsignificance statementです。

PNASはAI生成の図を認めていますか? 認めていません。ソフトウェア自体が研究対象である場合を除き、画像やグラフィックの作成にAIツールは使えず、表紙アートでもAI生成コンテンツは不可です。

次に読むべきガイド

PNASは、ジャーナルの指標ページから1つの数字だけを拾うのではなく、ページ全体をきちんと読むことの価値を示す、科学出版で最も分かりやすい実例です。9.5という値に11.5年の被引用半減期と94パーセンタイルのCiteScoreを併せ持つジャーナルは、2年の窓が示唆するより弱いのではなく、形が違うのです。そしてPNASはそれを証明するのに十分なデータを公開しています。

図の仕様も同じ注意深さに報います。このページで最も役に立つのは1,000–1,200 ppiという線画のしきい値です。多くの人が書き出す解像度の4倍であり、制作部門から図が差し戻されるまで目に見えないからです。

PNASからトランスファーの提案を受けたなら、姉妹誌には独自のルールがあり、それはここに書いたものではありません。PNAS Nexusのインパクトファクターと図のガイドでは、PNASが受け付けてPNAS Nexusが拒否するファイル形式を含め、両誌の違いを扱っています。対照的な引用プロファイルと別系統の図版ルールについては、Natureのインパクトファクターと図のガイドが、2年と5年の値がほぼ重なるジャーナルを扱っています。また作図ツールの比較では、PNASが求めるフォント埋め込み済みベクター出力を実際に作れるツールはどれかを率直に評価しています。

参考資料

  1. PNAS — Article and journal metricsNational Academy of Scienceshttps://www.pnas.org/about/article-journal-metrics2026年8月12日 閲覧
  2. PNAS — Submitting your manuscript (Information for Authors)National Academy of Scienceshttps://www.pnas.org/author-center/submitting-your-manuscript2026年8月12日 閲覧
  3. PNAS — Digital Art Guidelines (PDF)National Academy of Scienceshttps://www.pnas.org/pb-assets/authors/digitalart-1675347574760.pdf2026年8月12日 閲覧
  4. PNAS — Editorial and journal policiesNational Academy of Scienceshttps://www.pnas.org/author-center/editorial-and-journal-policies2026年8月12日 閲覧
  5. Clarivate — 2024 Journal Citation Reports: changes in Journal Impact Factor category rankingsClarivatehttps://clarivate.com/academia-government/blog/2024-journal-citation-reports-changes-in-journal-impact-factor-category-rankings-to-enhance-transparency-and-inclusivity/2026年8月12日 閲覧
  6. Nature — Journal MetricsSpringer Naturehttps://www.nature.com/nature/journal-impact2026年8月12日 閲覧

本文中の雑誌名・学会名・製品名は各権利者の商標です。本ページは独立した編集コンテンツであり、これらとの提携・許諾・推奨関係はありません。仕様は変更されます。投稿・印刷の前に、上記の公式ソースで各要件を必ずご確認ください。

あわせて読みたい

次の図版まで、あと30秒

50クレジット付きで無料スタート — クレジットカードもデザインスキルも不要です。